その昔、那須塩原は｢手にすくう水も無し｣と言われた不毛の大地でした。水も豊かな大地もない、ゴロゴロと石の埋没する大地だったのです。そんな土地を耕し、日本三大疏水とうたわれる那須疏水を用いて豊かな大地へと開拓したのが我々の先祖です。
豊かな大地に人々が集まり、村を形成して、町が広がり、栃木県北域の中心都市へと発展していったのです。
現在では、那須の裾野に国道4号線、東北自動車道、東北新幹線が通り、那須塩原は交通・物流、経済・産業、人口・都市機能において県北地域の中心として成長することができました。

その那須塩原で、弊社は昭和22年に渡辺製材木工所としてスタートし、県北地域に住む人々の生活基盤を住環境から支えてきたのが始まりです。 それ以来、建設業・不動産業へと事業を拡げながらも、地域の皆様に支えられることで創業以来70余年の歩みを続ける事が出来ました。

我々の経営理念は「継続」です。続けることで、多様な方法論と、豊富な経験値を積み重ね、それらをお客様へ返していくことです。 これからもお客様に喜んでいただけるモノづくりで、多くのお客様の笑顔や喜びに出会えるよう、常に技術を追求し、時代の変化に先見性を持って、那須塩原を中心に地域を支える企業であることを使命としています。

お客様の期待に応え、お客様との達成感を共に分かつためには、万建設興業は継続発展して行かなければなりません。 今までの80年を、これから100年の「継続」に向かって、これまで以上に地域に愛される企業を目指し、社員一同、心を一つにして邁進してまいります。